Member 14 堀江 聡
1)ものづくりが好き
>最初に建築を意識したのはいつごろですか?
堀江聡(以下堀江)—幼稚園のときです。ものづくりが好きでした。祖父の家が田舎だったので、木の切れ端やノコギリ、釘などで大工のまねごとをするのが大好きでした。それを見ていた祖母から大工になりなさいと言われました。それが記憶に残っています。
>そういえば、大工道具って家から無くなりましたね。昔は床下や裏に木材の切れ端が置いてありましたよね。職業として建築を意識したのはいつ頃でしょう?
堀江—小学校のときに家を増築しました。その時に建築士の方が家にきて打合せをしていました。その方が丁寧で、ん〜ん何と言えば、その〜品があって。
>輝いて見えたわけですか?
堀江—そうでうね。建築士っていいな〜と思いました。途中、サッカーの選手になりたいと浮気した時期もありましたがw。
>ということは、最初は構造の方ではなく?
堀江—最初は意匠をしたいとおもってデザイン系の専門学校に行きました。
2)答えがありそうでない構造設計
>構造設計の道はどのように?
堀江—二度目の専門学校では一通り習いました。一般構造や構造力学の授業もありました。その時に構造が面白いなと。意匠設計って無限大に答えがあるじゃないですか。意匠と違って答えに辿りつくところが面白いと感じました。しかし、ある程度実務でやってみた時に、構造設計も答えが無いな〜と気がつきましたがw。
>最初に担当された物件は?
堀江—鉄骨の賃貸のアパートでした。いきなり物件をわたされて、丸投げの放任主義でした。なので最初は苦労しました。
>え!構造設計ですよね?どうやってその最初の関門をクリアされたですか?
堀江—本買って、自分で調べて。やらざるをえない状況なので。最初は覚えるだけで精一杯でした。まず荷重をひろって、断面算定をして、といった流れが一通り把握できる様になるのに
続きは会場で配布いたします。
3)構造設計の醍醐味
4)困った時は歩く
>一方で、無茶な依頼もあるのでは?
堀江—ありますが、「できない」とは言いたくないです。
5)構造設計業界の2つのジレンマ
6)構造設計に直感力?
7)紹介の輪
8)スタッフ募集中!
>フタッフを増やす予定はありますか?
堀江—募集中です。設計事務所の力や財産は何かと言えば、やはり人ですから。若い人に入ってもらいたいです。もちろん中途採用も大歓迎です。内は社労士さんと契約しておりますので、9時—18時で週休二日です。忙しい時期以外、残業はありません。残業代もきちんとお支払いしております。
>逆に、採用条件の様なものはありますか?
堀江—遠慮無しに思ったことをはっきりいってくれる人がいいですね。どこかの国のリーダーだったと思うのですが、「自分と違う意見をはっきりいえる人を側におきたい」と言っていたことが印象に残っています。
>確かに、チームに同じタイプの人間は二人もいりませんからね。はっきりものを言う新人スタッフ候補の皆さん、いかがですか!
「答えがありそうでない構造設計
分からないところが分かる直感力」
